More Creations - Kazuyuki Hase
2008年 06月 08日
とは言っても、「着信アリ」を見た時には全くわからず非常に驚き、すぐに解説を見てみました。解説を見るとマジシャンなら誰でも知っているような古典的な原理を二つ使っているだけで、こんな風に演出すれば不思議になるんだと感心させられました。
どのマジックの解説にもそのマジックが出来上がった経緯が解説されているので、その点は大変勉強になりました。
リーピング・ジ・エーセスIII:客がシャッフルしたデックを、客自身が4つの山に分けると、各山のトップからエースが現れます。
プレイ・イット・スロッピー:客の選んだスーツのみが表向きに現れます。解説では原案の「プレイ・イット・ストレイト」より現象が分かりやすくなったといっていましたが、私の意見としては原案の「プレイ・イット・ストレイト」の方が面白いと思います。
デッド・ゾーン:封筒内に密封したESPカードを透視します。
ダークゾーン:携帯カメラでESPカードを撮影すると、客の選んだカードのみが写ります。
着信アリ:客に電話をかけたい相手の名前を紙片に書いてもらいます。その紙片のみが携帯電話に吸い付きます。
フォース・アウト:バーノンの「ファイブカード・メンタルフォース」に外れた場合のアウトがプラスされています。
アンタッチャブル:客がケースからカードを取り出し、シャッフルし、自由にカードを選び、再びデックに戻し、シャッフルします。この間マジシャンは一切カードに触れません。そのカードを客自身が見つけ出します。
難易度:やさしい
総合評価:7点