22 Blows To The Head - Jay Sankey
2004年 12月 28日
私はメンタルマジックを演じるのが苦手なのですが、マリック氏がこの中のネタを演じるとおそらく凄く見えるのだと思います。
この中ではMercurial PredictionとHide, Keep & Give Awayはかなり強烈で、メンタルマジックが苦手な私がやってもとても不思議がられ、気持ち悪いって言われるほどです。
Graffiti:観客の名前が、観客の選んだカードにすでに書かれています。もちろん、初めて会う名前の知らない観客でも出来ます。
Homocide:封筒とワンホールパンチを使ったロシアンルーレット。
Laying On Of Hands:3つのフェーズからなる透視と読心術。
Mute:観客の選んだ鈴だけが鳴ります。
Simply Divine:観客に1枚カードを選んでもらいます。続いてデックをスプレッドしながら観客に適当に何枚かカードに触れてもらいます。それらのカードを抜き出し、好きな数を言ってもらいます。するとその枚数目から観客のカードが現れます。
Resistance Is Futile:客の選んだカードだけ裏の色が違います。
Casualties Of War:半分にちぎったカード3枚を上半分は表に、下半分は裏にしてテーブルに置き、順番を入れ替えます。好きなところでストップしてもらいますが、上半分と下半分が合っています。
Divided Attention:リストを使った予言。
Fade Away:客の選んだカード以外がブランクカードになってしまいます。
Black Market:紙マッチを使った予言。
Mercurial Prediction:赤裏のカードが予言として、4つ折にされクリップで留めてあります。続いて青裏のカードをマジシャンがスプレッドしていき、観客に好きなカードを選んでもらいます。クリップで留めていたカードを広げると、観客の選んだカードと一致します。
Symbolic:コインを使った予言。
Shufflecutdeal:全て観客に操作してもらいますが、結果はすでに予言されています。
Formal Affair:紙に書いたスプーンと本物のスプーンを使ったスプーン曲げ。
Confession:Out Of This Worldのバリエーション。
Reinactment:観客が心に思ったカードがカードケースから現れます。
Vital Statistics:カードを裏向きのまま3枚示し、観客にそのカードが何か想像してもらいます。カードを表向きにすると、観客が想像した通りになっています。
Memory Lapse:観客にいくつかの図形を覚えてもらいますが、いつのまにか忘れてしまいます。
Greed:"Bank Night"のバリエーション。
Hide, Keep & Give Away:マジシャンがカードをスプレッドしながら、観客に3枚カードを選んでもらいます。その中から一枚を保持、残りの2枚のうち、どちらかを隠してもらう、残りのカードを返してもらいますが、それがあらかじめ予言されています。
Serial Killer:観客からお札を借り、そのシリアルナンバーを透視します。
Locked Room Mystery:電話越しに相手のカードを当てます。
難易度:やさしい
総合評価:7点